年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | - | 26 | 14 | 24 | 38 | 78 | 184 | 350 | 373 | 150 |
退院患者数に自費・自賠責・労災等保険外診療を除いています。また、入院から24時間以内に亡くなられた患者数も集計対象外としております。
当院の入院診療科は内科(循環器内科・神経内科・消化器内科)・外科・整形外科・皮膚科・眼科となっています。近隣地域(京都府中丹医療圏)の特性上、人口における65歳以上の人口割合が増加しているため入院患者の割合としても60歳以上の患者数が約85%を占める状況となっております。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 102 | 42.40 | 25.50 | 12.75 | *83.19 | |
070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 83 | 38.90 | 21.96 | 0.00 | *74.67 | |
07040xxx01xxxx | 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 55 | 39.38 | 19.55 | 1.82 | *69.80 | |
070343xx97x0xx | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等2 なし | 52 | 23.37 | 15.66 | 0.00 | 72.90 | |
160610xx01xxxx | 四肢筋腱損傷 靱帯断裂形成手術等 | 32 | 49.69 | 15.58 | 0.00 | 68.44 |
各診療科に患者さんの多い症例分類について14桁のDPCコード、名称、患者数、当院の平均在院日数、全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を表示しております。一入院期間で別の科へ転科した患者さんについては、主となる診療科は医療資源を最も投入した傷病の主治医が所属する科で集計し、同じ疾患に対して複数科で診療を行った場合も、DPC調査データに登録されている診療科で集計をしております。
非常に多岐に渡った整形外科疾患に対応しておりますが、なかでも転倒による大腿骨骨折や、変形性関節症の置換術、脊椎疾患の件数が多く、手術から術後リハビリまでを行っております。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130xx9900x0 | 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 27 | 30.19 | 17.38 | 14.81 | *82.59 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 23 | 38.65 | 20.60 | 13.04 | *85.30 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 14 | 13.57 | 13.52 | 14.29 | *77.29 | |
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 13 | 2.00 | 2.61 | 0.00 | 72.23 | |
0400801499x012 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり A-DROP スコア2 | 11 | 17.36 | 18.22 | 18.18 | *84.00 |
各診療科に患者さんの多い症例分類について14桁のDPCコード、名称、患者数、当院の平均在院日数、全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を表示しております。一入院期間で別の科へ転科した患者さんについては、主となる診療科は医療資源を最も投入した傷病の主治医が所属する科で集計し、同じ疾患に対して複数科で診療を行った場合も、DPC調査データに登録されている診療科で集計をしております。
当院では集計の都合上、消化器内科も合わせて「内科」としております。高齢化に伴い、心不全や誤嚥性肺炎等が多い傾向です。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 15 | 4.40 | 4.55 | 0.00 | 73.07 | |
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 8.95 | - | - | |
060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 | - | - | 5.98 | - | - | |
060235xx97xxxx | 痔瘻 手術あり | - | - | 5.71 | - | - | |
060020xx02xxxx | 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 | - | - | 18.01 | - | - |
各診療科に患者さんの多い症例分類について14桁のDPCコード、名称、患者数、当院の平均在院日数、全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を表示しております。一入院期間で別の科へ転科した患者さんについては、主となる診療科は医療資源を最も投入した傷病の主治医が所属する科で集計し、同じ疾患に対して複数科で診療を行った場合も、DPC調査データに登録されている診療科で集計をしております。
鼠径ヘルニアが多くを占めております。ヘルニアとは、腹腔内容物(腸管や脂肪)が、腹壁に生じた欠損部を通じて飛び出す状態の事で、いわゆる脱腸です。左右の大腿の付け根部分に発症するのが鼠径ヘルニアと言います。
「-」で表示されている項目については症例数が少ないため計上しておりません。
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 15 | - | - | - | 1 | 8 | ||
大腸癌 | - | - | 13 | - | - | 1 | 8 | |
乳癌 | 1 | 8 | ||||||
肺癌 | - | - | - | - | - | - | ||
肝癌 | - | - | 1 | 8 |
治療前のUICC・TMN分類でステージを分類しており、術後の病理検査などによるステージとは異なります。Stage0(上皮内がん)は集計の対象から除外されております。「初発」とは初めてがんの診断が為された場合や、初回治療を実施した場合です。「再発」は、初回の一連治療が終了後に追加治療もしくは再発治療を行った場合です。患者数は延べ入院回数(1人の患者さんが一連の治療のために複数回入退院を繰り返した場合はその入院回数分を計上)となっております。例えば、化学療法のために短期入院を繰り返した場合の延べ入院回数を含みます。不明項目にはがんの診断やステージを判断するための検査入院が含まれております。
当院は胃癌や大腸癌の患者さんが多くなっておりますが、消化器内科、外科の連携による、内視鏡検査での治療、外科手術による治療に積極的に取り組んでいるためです。また、緩和ケアチームによる、治療が困難とされたがん患者さんの苦痛を和らげQOL(生活の質)を高める緩和ケアの体制を整えております。
患者数が「-」で表示されている項目については症例数が少ないため計上しておりません。
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | - | - | - |
中等症 | 26 | 16.81 | *82.54 |
重症 | - | - | - |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
成人(20歳以上)で、入院の契機(きっかけ)となった病名と医療資源を最も投入した病名(DPC請求病名)がともに市中肺炎の患者さんの数です。A-DROP「A:Age(年齢)、D:Dehydration(脱水状態)、R:Respiration(呼吸状態)、O:Orientation(意識状態)、P:Pressure(血圧)」の5項目のスコアによる該当点数(0~5点)で重症度の分類をしています。不明には意識障害について、肺炎によるものか他の要因によるものか判定できないものがあります。
市中肺炎とは、普段の社会生活を送っている中で罹患した肺炎のことを言います。当院では中等症の肺炎患者数が多く、平均年齢が高くなるにつれ在院日数が長期化する傾向にあります。
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - |
一般病棟へ入院された患者さんを集計しており、直接地域包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟へ入院された患者さんは除外しております。発症からの日数別に患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計した数値です。
脳梗塞とは、脳に栄養を運ぶ動脈の閉塞(血管の詰り)、または狭窄のため、脳に血液が行き渡らず(脳虚血状態)、脳組織が酸素や栄養の不足により壊死または壊死に近い状態になることを言います。また、それによる諸症状も脳梗塞と呼ばれることがあります。当院は発症から3日以内の急性期の症例が主であり、急性期の患者さんに対して早急に対応しております。
患者数が「-」で表示されている項目については症例数が少ないため計上しておりません。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0821 | 人工関節置換術(膝) 等 | 152 | 2.12 | 37.35 | 0.66 | *73.45 | |
K1426 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)(椎弓形成) 等 | 67 | 1.66 | 21.54 | 1.49 | *73.00 | |
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) 等 | 67 | 1.55 | 42.73 | 8.96 | *82.10 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 36 | 3.28 | 37.47 | 19.44 | *81.25 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕) 等 | 32 | 1.94 | 17.28 | 0.00 | 62.25 |
診療科別に手術件数の多い順に5術式について、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を示しております。同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たる手術のみをカウントしています。複数の診療科に転科しそれぞれの科で手術を実施した場合、DPCの統計上術前日数は主たる手術と判断した手術で集計を行っております。また、輸血関連、創傷処理(いわゆる縫合処置)、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、及びすべての加算は除外しております。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は除外)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から退院日まで(手術日当日は除外)で計算しております。「転院」については、退院先が他の病院や診療所へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率を算出しております。
DPCの症例から除外される自賠責・労災などは症例として計上していません。当院は回復期リハビリテーション病棟があり、術前から術後のリハビリまで一貫して治療を行えるため非常に多くの整形外科症例に対応しておりますが、中でも膝関節・脊椎疾患が非常に多く、地域の特性もあり患者平均年齢も高い傾向にあります。このことから転倒による骨折も多く大腿骨骨折や人工骨頭手術も多い傾向にあります。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 15 | 0.93 | 2.40 | 0.00 | 73.33 | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 10 | 0.80 | 3.80 | 0.00 | 62.10 | |
K719-21 | 腹腔鏡下結腸切除術(小範囲切除、結腸半側切除) | - | - | - | - | - | |
K7461 | 痔瘻根治手術(単純なもの) | - | - | - | - | - | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | - | - | - | - | - |
診療科別に手術件数の多い順に5術式について、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を示しております。同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たる手術のみをカウントしています。複数の診療科に転科しそれぞれの科で手術を実施した場合、DPCの統計上術前日数は主たる手術と判断した手術で集計を行っております。また、輸血関連、創傷処理(いわゆる縫合処置)、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、及びすべての加算は除外しております。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は除外)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から退院日まで(手術日当日は除外)で計算しております。「転院」については、退院先が他の病院や診療所へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率を算出しております。
当院では腹腔鏡下(体幹皮膚に内視鏡カメラを挿入するための数ミリの穴を開け、腹腔内にカメラを挿入する)での手術症例が上位を占めており、今後も増加することが予測されます。腹腔鏡手術は手術による体への負担(傷)が少なく、術後の痛みも開腹手術に比べ軽いため、早期の退院が期待できます。
「-」で表示されている項目については症例数が少ないため計上しておりません。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) | 12 | 3.00 | 2.58 | 0.00 | 70.58 | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術) | - | - | - | - | - | |
K722 | 小腸結腸内視鏡的止血術 | - | - | - | - | - | |
K6852 | 内視鏡的胆道結石除去術(その他のもの) | - | - | - | - | - | |
K7212 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル以上) | - | - | - | - | - |
診療科別に手術件数の多い順に5術式について、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を示しております。同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たる手術のみをカウントしています。複数の診療科に転科しそれぞれの科で手術を実施した場合、DPCの統計上術前日数は主たる手術と判断した手術で集計を行っております。また、輸血関連、創傷処理(いわゆる縫合処置)、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、及びすべての加算は除外しております。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は除外)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から退院日まで(手術日当日は除外)で計算しております。「転院」については、退院先が他の病院や診療所へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率を算出しております。
当院の集計の都合上、循環器内科・神経内科・消化器内科が全て内科として表示されており、上位5症例は全て消化器内科での事例となります。大腸ポリープの切除術が最も多く、内視鏡カメラを使用して切除術を実施しております。
「-」で表示されている項目については症例数が少ないため計上しておりません。
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
この指標は、医療の質の改善に資するため、診療を行っていく上でゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして、播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置等の合併症について、入院のきっかけとなった病名(入院契機病名)の同一性の有無を区別して対象となる患者さんの数と発症率を示したものです。
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 「中」以上の手術を施行した 退院患者数(分母) |
分母のうち、肺血栓塞栓症の 予防対策が実施された患者数(分子) |
リスクレベルが「中」以上の手術を 施行した患者の肺血栓塞栓症の 予防対策の実施率 |
---|---|---|
445 | 396 | 88.99 |
肺血栓塞栓症は、手術後に血栓が肺の血管に詰まることで発生し、重篤な合併症を引き起こす可能性があります。当院では多くの症例において主に弾性ストッキングの着用や間歇的空気圧迫装置の利用により、血栓の形成を防止しています。
血液培養オーダー日数(分母) | 血液培養オーダーが1日に 2件以上ある日数(分子) |
血液培養2セット実施率 |
---|---|---|
224 | 195 | 87.05 |
血液培養は、菌血症や敗血症を診断するための重要な検査です。感染症の原因菌を特定し、適切な抗菌薬治療を行うために必要です。2セット実施することで、検出感度が向上し、擬陽性の減少を図ることができます。患者の状態にもよりますが、当院では基本的に2セットの実施を推奨しております。
広域スペクトルの抗菌薬が 処方された退院患者数(分母) |
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日 までの間に細菌培養同定検査が 実施された患者数(分子) |
広域スペクトル抗菌薬使用時の 細菌培養実施率 |
---|---|---|
64 | 54 | 84.38 |
広域スペクトル抗菌薬とは、さまざまな種類の細菌に対して効果を発揮する抗菌薬のことです。この広域スペクトル抗菌薬の使用時に細菌培養を行うことによって、感染の原因となっている細菌を特定し、最も効果的な抗菌薬を選択することができます。また、抗菌薬に対する耐性を持つ細菌を早期発見し、これにより耐性菌の拡散を防ぎ、適切な感染管理を行うことができます。
新型コロナウィルス感染症対策のため、
味覚、嗅覚の異状や、発熱、鼻水、のどの痛みなど、風邪の諸症状による受診を希望される場合は、事前にお電話にてご相談ください。