地域包括ケア病棟

地域包括ケア病棟とは

急性期の治療が終わられた後、退院後の在宅療養・生活がスムーズに行えるよう、在宅への復帰にむけて医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、リハビリスタッフ、相談員(医療ソーシャルワーカー)等が協力して、患者さまやご家族への在宅支援(相談・準備等)を行う病棟です。当院では 『在宅に最も身近な病床』として本館4階に50床展開しております。

対象となる患者さまとは

急性期治療が終了した患者さまで、在宅または介護施設への復帰を目指しておられる方であればご利用いただけます。

  1. 入院治療により状態は改善したが、当院にてもう少し経過観察が必要な方
  2. 入院治療により病状が安定し、在宅での生活に向けて準備が必要な方
  3. 在宅療養中で一時的な入院が必要な方
  • 地域包括ケア病棟へ直接入院いただくか、一般病棟からの転棟となるかについては、主治医が判断し、患者さまやご家族の方へご提案させて頂きます。
  • 一般病棟から地域包括ケア病棟へ転棟される場合は病棟間の移動が必要になります。

入院までの手続き

まずは担当のケアマネージャー又は、地域包括支援センターにご相談ください。
当院の相談員が窓口となりとケアマネ―ジャーと入院調整を致します。

ご不明点は地域医療連携課までご相談ください

0773-75-4301(直通)

入院申込みの際に、主治医の紹介状が必要になります。

入院費について

  • 「地域包括ケア入院医療管理料として定められた額を算定します。
    一般病床とは違い特に定められたもの以外の注射・投薬料・リハビリ・処置・検査料等は、定額に含まれます。
  • 前期高齢者(70~74歳)と後期高齢者(75歳以上)の方は医療費の上限が定められていますので、一般病床の場合と負担上限に変わりはありません。

ご不明な点がございましたら医事課でお尋ねください。

ご利用いただく患者さま・ご家族さまへ

地域包括ケア病棟への入院時、又は、一般病棟からの転棟時に、「入院診療計画書」で入院期間をご説明します。その入院期間を踏まえ、退院に向けたご準備をお願いします。
患者さまやご家族には、多職種協働のチームでサポートをさせていただきます。ご心配や不安な点がありましたら、何なりと病棟スタッフにご相談ください。

  • 入院期間は最長60日です。短期間のご利用も可能です。
  • 病状が安定した方は、予定より早く在宅にお戻りいただく事もあります。
  • 状態により一般病棟もしくは他の病院・施設での医療や療養に移行することがあります。