平成30年度
舞鶴赤十字病院 病院指標

年齢階級別退院患者数

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 11 35 17 35 61 124 379 668 580 147

定義

退院患者数に自費・自賠責・労災等保険外診療を除いています。また、入院から24時間以内に亡くなられた患者数も集計対象外としております。

解説

当院の入院診療科は内科(循環器内科・神経内科・消化器内科)・外科・整形外科・皮膚科・眼科となっています。近隣地域(京都府中丹医療圏)の特性上、人口における65歳以上の人口割合が増加しているため入院患者の割合としても67歳以上の患者数が約70%を占める状況となっております。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)
内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
定義副傷病 なし
119 2.5 2.67 0 67.8
050130xx99000x 心不全 手術なし
手術・処置等1 なし
手術・処置等2 なし
定義副傷病 なし
31 43.68 17.66 6.45 83.6
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症
手術なし
定義副傷病 なし
19 20.89 12.58 10.53 77.8
060035xx99x80x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍
手術なし
手術・処置等2 8あり
定義副傷病 なし
17 3 4.44 0 62.2
0400801499x001 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)
手術なし
手術・処置等2 なし
定義副傷病 なし A-DROP スコア1
16 20.38 13.46 6.25 83.1

定義

各診療科に患者さまの多い症例分類について14桁のDPCコード、名称、患者数、当院の平均在院日数、全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を表示しております。一入院期間で別の科へ転科した患者さまについては、主となる診療科は医療資源を最も投入した傷病の主治医が所属する科で集計し、同じ疾患に対して複数科で診療を行った場合も、DPC調査データに登録されている診療科で集計をしております。

解説

当院では集計の都合上、消化器内科も合わせて「内科」としております。大腸ポリープの症例が非常に多く、大腸ポリープとは、大腸の粘膜の一部がイボ状に盛り上がり、大腸の空間部分(内腔)に突出したものを指します。治療としては、主に大腸内視鏡(大腸カメラ)を用いた切除治療を行っております。

外科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
060335xx02000x胆嚢水腫、胆嚢炎等
腹腔鏡下胆嚢摘出術等
手術・処置等1 なし
手術・処置等2 なし
定義副傷病 なし
249.57.34.1764.8
060160x001xxxx鼠径ヘルニア(15歳以上)
ヘルニア手術
鼠径ヘルニア等
235.264.96071.7
060210xx99000xヘルニアの記載のない腸閉塞
手術なし
手術・処置等1 なし
手術・処置等2 なし
定義副傷病 なし
106.48.95063.2
060150xx03xxxx虫垂炎 虫垂切除術
虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等
95.65.4911.149
060035xx01000x結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍
結腸切除術
全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等
手術・処置等1 なし
手術・処置等2 なし
定義副傷病 なし
920.715.3071.2

定義

各診療科に患者さまの多い症例分類について14桁のDPCコード、名称、患者数、当院の平均在院日数、全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を表示しております。一入院期間で別の科へ転科した患者さまについては、主となる診療科は医療資源を最も投入した傷病の主治医が所属する科で集計し、同じ疾患に対して複数科で診療を行った場合も、DPC調査データに登録されている診療科で集計をしております。

解説

胆のう炎が多くを占めております。胆のうとは、肝臓で作られた胆汁を溜めておく保管庫であり、食べ物が腸内に入ってきたときに、溜めていた胆汁を出し消化を助けます。そこの炎症による症例が非常に多くなっております。

整形外科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折
人工骨頭挿入術
肩、股等
8649.9826.3079.7
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。)
腰部骨盤、不安定椎
その他の手術あり
手術・処置等2 なし
4722.1516.8070.1
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。)
人工関節再置換術等
4247.9324.26077.1
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。)
手術なし
定義副傷病 なし
3440.7619.61079.9
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。)
腰部骨盤、不安定椎
手術なし 手術・処置等2 1あり
332.032.79071.7

定義

各診療科に患者さまの多い症例分類について14桁のDPCコード、名称、患者数、当院の平均在院日数、全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を表示しております。一入院期間で別の科へ転科した患者さまについては、主となる診療科は医療資源を最も投入した傷病の主治医が所属する科で集計し、同じ疾患に対して複数科で診療を行った場合も、DPC調査データに登録されている診療科で集計をしております。

解説

非常に多岐に渡った整形外科疾患に対応しておりますが、なかでも転倒による大腿骨骨折や脊椎疾患の件数が多く、手術から術後リハビリまでを行っております。

皮膚科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 7 10.2 8.98 0 77.0
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)
皮膚悪性腫瘍切除術等
手術・処置等2 なし
4 8.7 8.16 0 80.0
080010xxxx0xxx 膿皮症
手術・処置等1 なし
3 9.0 12.51 0 54.6
050170xx99000x 閉塞性動脈疾患
手術なし
手術・処置等1 なし
手術・処置等2 なし
定義副傷病 なし
1 8.0 7.68 0 64.0
070041xx97x31x 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。)
その他の手術あり
手術・処置等2 3あり
定義副傷病 あり
1 16.0 28.49 0 86.0

定義

各診療科に患者さまの多い症例分類について14桁のDPCコード、名称、患者数、当院の平均在院日数、全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を表示しております。一入院期間で別の科へ転科した患者さまについては、主となる診療科は医療資源を最も投入した傷病の主治医が所属する科で集計し、同じ疾患に対して複数科で診療を行った場合も、DPC調査データに登録されている診療科で集計をしております。

解説

当院で最も多い疾患が帯状疱疹ですが、症状としては身体の一部にピリピリと刺すような痛みと、これに続いて赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状に現れます。

眼科

DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢患者用
パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患
手術あり 片眼
444 2.99 2.84 0 75.8
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり
片眼
19 6.68 8 0 74.4
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり
片眼
5 10.6 9.75 0 58.6
020210xx97x0xx 網膜血管閉塞症
その他の手術あり
手術・処置等2 なし
3 4.3 7.68 0 78.6
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり
片眼
3 7.3 6.16 0 76.0

定義

各診療科に患者さまの多い症例分類について14桁のDPCコード、名称、患者数、当院の平均在院日数、全国の平均在院日数、転院率、平均年齢を表示しております。一入院期間で別の科へ転科した患者さまについては、主となる診療科は医療資源を最も投入した傷病の主治医が所属する科で集計し、同じ疾患に対して複数科で診療を行った場合も、DPC調査データに登録されている診療科で集計をしております。

解説

白内障の患者さまが大多数を占めており、基本的には2泊3日という決められたスケジュールのもと、治療を行っております。退院後は、定期的な外来診察による術後管理を行っております。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 11 - - - - 1 8
大腸癌 - - 10 25 - 12 1 8
乳癌 - 1 8
肺癌 - 1 8,7
肝癌 - - - - - -
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

定義

治療前のUICC・TMN分類でステージを分類しており、術後の病理検査などによるステージとは異なります。Stage0(上皮内がん)は集計の対象から除外されております。「初発」とは初めてがんの診断が為された場合や、初回治療を実施した場合です。「再発」は、初回の一連治療が終了後に追加治療もしくは再発治療を行った場合です。患者数は延べ入院回数(1人の患者さまが一連の治療のために複数回入退院を繰り返した場合はその入院回数分を計上)となっております。例えば、化学療法のために短期入院を繰り返した場合の延べ入院回数を含みます。不明項目にはがんの診断やステージを判断するための検査入院が含まれております。

解説

当院は胃癌や大腸癌の患者さまが多くなっておりますが、消化器内科、外科の連携による、内視鏡検査での治療、外科手術による治療に積極的に取り組んでいるためです。また、緩和ケアチームによる、治療が困難とされたがん患者さまの苦痛を和らげQOL(生活の質)を高める緩和ケアの体制を整えております。
患者数が「-」で表示されている項目については症例数が少ないため計上しておりません。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 4 12.25 64.2
中等症 49 29.92 81.4
重症 8 68.5 83.8
超重症 1 63.0 84.0
不明 - - -

定義

成人(20歳以上)で、入院の契機(きっかけ)となった病名と医療資源を最も投入した病名(DPC請求病名)がともに市中肺炎の患者さまの数です。A-DROP「A:Age(年齢)、D:Dehydration(脱水状態)、R:Respiration(呼吸状態)、O:Orientation(意識状態)、P:Pressure(血圧)」の5項目のスコアによる該当点数(0~5点)で重症度の分類をしています。不明には意識障害について、肺炎によるものか他の要因によるものか判定できないものがあります。

解説

市中肺炎とは、普段の社会生活を送っている中で罹患した肺炎のことを言います。当院では中等症の肺炎患者数が多く、平均年齢が高くなるにつれ在院日数が長期化する傾向にあります。
患者数が「-」で表示されている項目については症例数が少ないため計上しておりません。

脳梗塞の患者数等

発症日から患者数平均在院日数平均年齢転院率
3日以内849.178.08.3
その他482.568.70

定義

一般病棟へ入院された患者さまを集計しており、直接地域包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟へ入院された患者さまは除外しております。発症からの日数別に患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計した数値です。

解説

脳梗塞とは、脳に栄養を運ぶ動脈の閉塞(血管の詰り)、または狭窄のため、脳に血液が行き渡らず(脳虚血状態)、脳組織が酸素や栄養の不足により壊死または壊死に近い状態になることを言います。また、それによる諸症状も脳梗塞と呼ばれることがあります。当院は発症から3日以内の急性期の症例が主であり、急性期の患者さまに対して早急に対応しております。
患者数が「-」で表示されている項目については症例数が少ないため計上しておりません。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
(長径2センチメートル未満)
102 0.04 1.2 0 67.4
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
(長径2センチメートル以上)
24 0.08 2.5 0 68.0
K6532 内視鏡的胃ポリープ・粘膜切除術
(早期悪性腫瘍粘膜下層) 等
10 3.2 23.3 0 74.5
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 7 1.29 7.71 0 62.7
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 7 5.1 11.57 0 68.4

定義

診療科別に手術件数の多い順に5術式について、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を示しております。同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たる手術のみをカウントしています。複数の診療科に転科しそれぞれの科で手術を実施した場合、DPCの統計上術前日数は主たる手術と判断した手術で集計を行っております。また、輸血関連、創傷処理(いわゆる縫合処置)、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、及びすべての加算は除外しております。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は除外)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から退院日まで(手術日当日は除外)で計算しております。「転院」については、退院先が他の病院や診療所へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率を算出しております。

解説

当院の集計の都合上、循環器内科・神経内科・消化器内科が全て内科として表示されており、上位5症例は全て消化器内科での事例となります。大腸ポリープの切除術が最も多く、内視鏡カメラを使用して切除術を実施しております。

外科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 25 1.12 7.32 4 65.8
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 22 1.23 3.09 0 72.0
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 11 8.18 15.45 0 72.2
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 9 0.7 3.8 11.1 49.0
K655-22 腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術) 5 10 22.0 0 69.8

定義

診療科別に手術件数の多い順に5術式について、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を示しております。同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たる手術のみをカウントしています。複数の診療科に転科しそれぞれの科で手術を実施した場合、DPCの統計上術前日数は主たる手術と判断した手術で集計を行っております。また、輸血関連、創傷処理(いわゆる縫合処置)、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、及びすべての加算は除外しております。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は除外)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から退院日まで(手術日当日は除外)で計算しております。「転院」については、退院先が他の病院や診療所へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率を算出しております。

解説

当院では腹腔鏡下(体幹皮膚に内視鏡カメラを挿入するための数ミリの穴を開け、腹腔内にカメラを挿入する)での手術症例が上位を占めており、今後も増加することが予測されます。腹腔鏡手術は手術による体への負担(傷)が少なく、術後の痛みも開腹手術に比べ軽いため、早期の退院が期待できます。 患者数が「-」で表示されている項目については症例数が少ないため計上しておりません。

整形外科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K0821 人工関節置換術(膝) 等 78 1.08 44.65 0 74.8
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、
椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)
(椎弓形成)
77 1.73 25.64 0 70.7
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 57 2.89 50.58 8.77 78.5
K0811 人工骨頭挿入術(股) 35 4 47.63 8.57 79.3
K0732 関節内骨折観血的手術(足) 等 26 1.65 17.88 0 60.3

定義

診療科別に手術件数の多い順に5術式について、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を示しております。同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たる手術のみをカウントしています。複数の診療科に転科しそれぞれの科で手術を実施した場合、DPCの統計上術前日数は主たる手術と判断した手術で集計を行っております。また、輸血関連、創傷処理(いわゆる縫合処置)、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、及びすべての加算は除外しております。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は除外)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から退院日まで(手術日当日は除外)で計算しております。「転院」については、退院先が他の病院や診療所へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率を算出しております。

解説

DPCの症例から除外される自賠責・労災などは症例として計上していません。当院は回復期リハビリテーション病棟があり、術前から術後のリハビリまで一貫して治療を行えるため非常に多くの整形外科症例に対応しておりますが、中でも膝関節・脊椎疾患が非常に多く、地域の特性もあり患者平均年齢も高い傾向にあります。このことから転倒による骨折も多く大腿骨骨折や人工骨頭手術も多い傾向にあります。

皮膚科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 5 0.2 9.0 4.0 65.8
K0152 皮弁作成術・移動術・切断術・
遷延皮弁術(25以上100未満)
5 86.0 63.0 0 72.0
K0062 皮膚腫瘍摘出術(露出部以外)
(長径3㎝以上,6㎝未満)
1 - - - -
K0022 デブリードマン
(100以上3,000未満)
1 - - - -
- - - - - - -

定義

診療科別に手術件数の多い順に5術式について、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を示しております。同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たる手術のみをカウントしています。複数の診療科に転科しそれぞれの科で手術を実施した場合、DPCの統計上術前日数は主たる手術と判断した手術で集計を行っております。また、輸血関連、創傷処理(いわゆる縫合処置)、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、及びすべての加算は除外しております。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は除外)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から退院日まで(手術日当日は除外)で計算しております。「転院」については、退院先が他の病院や診療所へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率を算出しております。

解説

手術が必要である症例については病名・術式を問わず幅広く対応をしております。
患者数が「-」で表示されている項目については症例数が少ないため計上しておりません。

眼科

Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用
パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)
(その他のもの)
444 0.96 1.04 0 75.8
K2682 緑内障手術(流出路再建術) 11 0.91 3.64 0 72.3
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術
(網膜付着組織を含むもの)
11 0.27 5.91 0 68.9
K2683 緑内障手術(濾過手術) 1 - - - -
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術
(その他のもの)
1 - - - -

定義

診療科別に手術件数の多い順に5術式について、患者数、平均術前日数、平均術後日数、転院率、平均年齢を示しております。同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たる手術のみをカウントしています。複数の診療科に転科しそれぞれの科で手術を実施した場合、DPCの統計上術前日数は主たる手術と判断した手術で集計を行っております。また、輸血関連、創傷処理(いわゆる縫合処置)、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、及びすべての加算は除外しております。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は除外)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から退院日まで(手術日当日は除外)で計算しております。「転院」については、退院先が他の病院や診療所へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率を算出しております。

解説

地域の特性上高齢者が多いため白内障症例の大半は老人性白内障です。一部若年性白内障に対する手術も実施しておりますが、その他の症例は少なくなっております。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC傷病名入院契機症例数発生率
130100播種性血管内凝固症候群同一1 0.05
異なる- -
180010敗血症同一2 0.10
異なる3 0.15
180035その他の真菌感染症同一1 0.05
異なる- -
180040手術・処置等の合併症同一9 0.44
異なる- -

定義

この指標は、医療の質の改善に資するため、診療を行っていく上でゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして、播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置等の合併症について、入院のきっかけとなった病名(入院契機病名)の同一性の有無を区別して対象となる患者さまの数と発症率を示したものです

解説

患者数が「-」で表示されている項目については症例数が少ないため計上しておりません。

更新履歴